一時帰国中の国民健康保険への加入について

原則として短期間しか日本に滞在しない場合は健康保険への加入は不可

基本的には海外滞在者が一時帰国する場合は、原則としてが日本での滞在期間１か月や２カ月くらいの場合には住民登録の受付が出来ませんので国民健康保険への加入はできません。一時帰国の滞在期間が１年以上となる場合は住民登録の受付が可能なので国民健康保険への加入は問題なしです。

国民健康保険加入時の必要書類は、パスポート・戸籍謄本・附表の写し・国民年金手帳等が必要となります。各自治体によって必要書類も違ってくるので確認が必要です。

1年以上の滞在になると1月1日に日本に住民票を置いていることになりますので、住民税の支払いをしなければなりませんし、国民健康保険と国民年金の掛け金も支払う必要がありますので、海外の滞在国の海外旅行保険に入っておく方がいいかもしれません。また頻繁に日本に帰る人や将来海外で永住せずに帰ってくる人の中には、海外転出届を出さずに日本で税金や年金を払うと言うひともいます。

それなら、日本では全額負担して病院に掛かればいいと思う人もいるかもしれませんが、健康保険証がないため普通より高くなる場合もあるようです。

日本の通常の保険診療では医療費は点数によって料金が決まっており、１点あたり１０円、国民健康保険であればそのうちの３割を自己負担すれば良い、ということになっている。
例えば、千点の治療であれば医療費は１万円で、そのうち３千円は自己負担、７千円は保険組合から支払われる。しかし、無保険の場合は自由診療となり、医療費は病院・診療所が任意に決めることができる。
良心的なところは１点あたり１０円をそのまま適用し自己負担を１万円としているようだが、営利主義の病院では１点あた１５～５０円を請求することもあるようだ。
http://blogos.com/article/40965/　より抜粋

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1ヶ月程度の一時帰国でも健康保険への加入する人もいる

自治体によっては、1年以上滞在することを確認しない場合も多々ありますので、1カ月程度の短期間しか日本に滞在しないにも関わらず、健康保険への加入し、病院の診療や検診をして海外に帰るときに保険証を返すという人もいます。

税金や掛け金をわずかしか払っていないのにそういうことをするのは、モラルに欠ける行為な上、詐欺的でもあります。最近では、自治体も財政が厳しくなってきているのでキチンと転入の意志を確かめるようになってきているようです。